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2025年まちライブラリーゼミ第2期のご案内

開催日
2025年4月〜9月
開催ライブラリー
オンライン、ISまちライブラリー

第2期まちライブラリーゼミ:まちライブラリーの実践哲学(2025年4月〜9月)
〜「個」が主役になれる、「個」が生きやすい社会変革への鍵〜

まちライブラリー提唱者・礒井純充が2024年2月みすず書房より刊行した『「まちライブラリー」の研究─「個」が主役になれる社会的資本づくり』を元にしたまちライブラリーゼミ(第2期)の参加者を募集します。
 
『「まちライブラリー」の研究』は、まちライブラリー提唱者の礒井がまちライブラリー十年の活動実践の歩みを当事者研究としてまとめた本です。
ゼミでは「まちライブラリーとは何か?」を知るだけではなく、まちライブラリー活動のような個々の人の小さな活動が、社会全体にどう影響を与えるのかを論じ、参加者に主体的な実践を提案します。
 
本ゼミは「まちライブラリーの場とは何か?」「これからの図書館はどうなるのか?」「地域社会への影響は?」「『個』が社会の主役になるにはどのような環境が必要か?」「個々の人の活動が、生活共通資本になりえるのか?」「その結果、個々人は楽になれるのか?」等の問いを立て、参加者同士が忌憚なく意見交換を行います。
 
また、テキストとして、友成真一『問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!? 「自分経営」入門』も扱います。早稲田大学の友成教授が生み出した「自分経営ゼミ」の手法とは「個々の人間が生きる上での自らの課題と向き合い、それを身近な方法で解決していこうとすることを大事にする発想法」です。まちライブラリーの理念は、「一人ひとりの夢と他人の夢を実現させていくことによってしか、世の中というマクロは変わらない」と提示する「自分経営ゼミ」の重要なエッセンスを得て形成されています。
 
これら2つのテキストを基盤にした本ゼミでの学びが「個」が主役となる活動に取り組む上での礎となり、「個」が生きやすい社会変革への鍵を共に見つけていきたいと思います。
 
ゼミ第1期生のマイクロ・ライブラリーサミット2024での成果発表の様子はこちら
https://youtu.be/8f2B5eV7vqU?si=CSsL-B_WCe6Mt71K&t=7541
 
日程

第1回〜5回までオンライン・第6回はリアルの集い。第1回には初回オリエンテーション含む。

第1回 2025年4月14日(月)19:30-21:30 ZOOM

第2回 2025年5月19日(月)19:30-21:30 ZOOM

第3回 2025年6月16日(月)19:30-21:30 ZOOM

第4回 2025年7月21日(月)19:30-21:30 ZOOM

第5回 2025年8月18日(月)19:30-21:30 ZOOM

第6回 2025年9月13日(土)〜14日(日)大阪2日間
 
ゼミは4月から8月まではオンラインで行います。最終回の9月はリアルの集い(ゼミ合宿)として、大阪で2日間行います。今年は大阪万博開催年で大阪に注目が集まる1年。まちライブラリー発祥の地であり、大きなまちライブラリーから個性的なまちライブラリーのほか、日本一マイクロ・ライブラリーが充実している大阪で集います。ゼミ合宿1日目は大阪の図書館やマイクロ・ライブラリー、書店など本のある場所を巡ります。地域に開かれた文化施設から大阪のディープタウンまで、大阪を丸ごと楽しみ味わいながら、議論を深めていきましょう。
 
本でつながる大阪ヒガシマップ:https://machi-library.org/what/detail/10378/
大阪おすすめモデルルート:詳細coming soon…
★大大阪時代の近代建築と商人のまち「北浜〜中之島〜天満ルート」
★地域に開かれた文化施設から大阪ディープタウンへ「東大阪〜鶴橋ルート」
「茨木〜十三ルート」
★大阪一のコミュニティが育ったまちライブラリーから個性が光る本のある場所へ「もりのみや〜空堀・谷町ルート」など
 
本の内容
タイトル:『「まちライブラリー」の研究―「個」が主役になれる社会的資本づくり』
目次  https://www.msz.co.jp/book/detail/09648/
 
ゼミ参加条件
『「まちライブラリー」の研究―「個」が主役になれる社会的資本づくり』及び友成真一『問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!? 「自分経営」入門』を事前購入し、各日程で積極的にゼミに参加し、期間中1回以上発表ができる方(原則ネットでの受講+リアルの集い)
 
参加対象者
まちライブラリー運営者及び希望者、図書館関係者、まちづくり、場づくりに興味がある方。個と社会の関係性で何か新しいヒントや次なる芽を求めている人など、関心ある方はどなたでも。
 
ゼミの内容
講義形式ではなく、参加者の持ち回りで発表(10分程度のテキストの簡単なまとめや感想や問いを持ち込む)とそれに基づいた参加者同士での議論を行います。
 
参加費
オンライン5回+リアルの集い(大阪2日間)全6回24,000円(税込)
*ゼミのベースとなる二冊の本は事前購入し、お読みなってご参加ください。
礒井純充『「まちライブラリー」の研究―「個」が主役になれる社会的資本づくり』
友成真一『問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!? 「自分経営」入門』
*その他実費(リアルの集い参加時の旅費・飲食代等)が別途かかります。
 
定員 12名(応募多数の場合はお断りする場合があります)
 
参加申込方法・申込締切
申込フォーム https://forms.gle/ppNrixFydjJdMbQc6

申込締切3月31日 締切後、支払方法等や詳細を参加確定者にご案内します。
 
各回詳細


 
参考図書一覧

アントネッラ・アンニョリ『知の広場〜図書館と自由』みすず書房,2011年初版
礒井純充『本で人をつなぐ まちライブラリーのつくりかた』学芸出版会,2015年
礒井純充『“まちライブラリー”を活用した地域の場づくりに関する研究:「個」の活動が活かされる社会への道程』大阪府立大学博士論文2020年
宇沢弘文『社会的共通資本』岩波新書,2000年
レイ・オルデンバーグ『サードプレイス―コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」』みすず書房,2013年
ニコラス・A・クリスキタス、ジェイムズ・H・ファウラー『つながり 社会的ネットワークの驚くべき力』講談社2010年
ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』鹿島出版会,2010年
アダム・スミス『道徳的感情論』講談社,2013年
堂目卓生『アダム・スミス』中公新書,2008年
友成真一『問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!? 「自分経営」入門』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2008年
アストリッド・フェルメール『自主経営組織のはじめ方』英治出版,2020年
ルトガー・ブレグマン『Humankind 希望の歴史(上)(下)』文藝春秋,2021年

他、ゼミ生の関心に合わせて適宜追加します。

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