大阪 まちの仕掛け人トーク
まちなみに込められた、人の想いを知る 三休橋筋愛好会編
近代建築のビル、栴檀の並木の影からのぞくガス灯、お洒落なレストラン、歩いてたのしいまちなみが続いている。
中央公会堂の南の栴檀木橋から、長堀通までを貫く三休橋筋は船場地区の他の道と違って味わいのある風景となっている。なぜこのようなまちなみがなぜ生まれたのか?それには三休橋筋愛好会が大きく関わっています。三休橋筋愛好会とは行政の組織やNPOなどではなく、船場で仕事をする5人による自主活動なのです。
それぞれ、三休橋筋のヒューマンなスケール感や、豊かな歴史性と蓄積された文化の厚みなどのポテンシャルに魅せられ、仕事の枠を超えて関わっているのだとか。
そのまちのことを好きな人たちが集まって知恵をだして、周りの人を巻き込んで、心地良い空間を作り出している。とても素敵な流れができているのだと思います。
大阪のまちなみや景観の変化を知り、その変革に携わった人の話を聞くことで、まちなみに込められた想いを知る。
今回の大阪 まちの仕掛け人トークでは、三休橋筋愛好会の岸田文夫氏をお招きします。
【開催概要】
日時:1月20日(水)18:30〜20:30
カタリスト:岸田文夫氏 三休橋筋愛好会
定員:30名
参加費:無料
場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2-1-41南海なんば第1ビル3F)
主催:まちライブラリー@大阪府立大学事務局
【本のテーマ】
・大阪、街並みがテーマの本
・おすすめの本
※当日は1冊本をご持参ください。
冒頭で本を用いて自己紹介の時間がございます。
※持参いただいた本はまちライブラリーに寄贈いただきます。
なお、寄贈が難しい場合は遠慮なくお申し出ください。
【申込先】machilibrary.namba@gmail.com
こちらのメールに、イベント名、お名前、ご連絡先を記入してお送りください。
【カタリストプロフィール】
岸田文夫(きしだふみお)
非戦災のため迷路の路地と長屋が残った福島区野田に生まれ育ち都市計画家を志す。昭和62年大阪大学大学院環境工学専攻を修了、竹中工務店に入社。フィレンツェ滞在、都市計画コンサル出向等を経て、現在、開発計画本部部長。中之島や御堂筋の都市開発業務のかたわら、プロボノでのまちづくり活動にも携わっている。著書に「景観からのまちづくり」、「大阪のひきだし」、「都市の魅力アップ」など(全て共著)。