昨年10月『都市を変える水辺アクション』(学芸出版社)が刊行されました。
スタンダードブックストア心斎橋では、著者の泉英明さんをはじめ水辺のまちづくりに関わるメンバーが勢揃いするイベントが開催されました。
同時期、まちライブラリー@大阪府立大学では、「まちの仕掛け人トーク まちなみに込められた、人の想いを知る 大阪の川床・北浜テラス編」と題して山根秀宣さんが、これまでの取り組みを紹介しました。
いずれも多くの方が集まって活況のうちに終わり、水都大阪に対する期待が伺えます。
今回は、お二人に「水辺アクションの最前線」をテーマに、北浜テラスをはじめとする水都大阪の活動の進捗や新しい仕掛けをご紹介いただきます。また、泉さんからは、日本そして世界から、注目の最新・水辺アクション情報をお話しいただきます。
「シリーズ 著者に聞く!」は、本の著者を招いて直接質問をぶつけ、本には収まりきらない知識や経験を聞きだそうという試みです。会場からの質疑も交えて、参加者のみなさんと一緒に水辺の魅力を楽しみたいと思います。
スピーカー
泉 英明(いずみ ひであき)有限会社ハートビートプラン代表取締役、NPO法人もうひとつの旅クラブ理事、(一社)水都大阪パートナーズ理事
1971年生まれ。都市のまちなか再生やプレイスメイキング、工業地域の住工共生まちづくり、着地型観光事業「OSAKA旅めがね」、水辺空間のリノベーション「北浜テラス」、「水都大阪」事業推進などに関わる。著書に『都市を変える水辺アクション』『都市の魅力アップ』『住民主体の都市計画』(共著)など。
山根秀宣(やまね ひでのぶ)北浜水辺協議会前事務局長
1965年生まれ。不動産経営の傍ら、大阪まちプロデュース主宰として地域の魅力を活かしたまちづくりを進める。1998年大阪魅力百科発掘(大阪市)優秀賞他。2002年空堀長屋再生複合ショップ「惣」運営開始。2008年「大阪川床・北浜テラス」設置。著書に『大阪力事典』(共著)、雑誌『ランドスケープデザイン』『河川』(寄稿)など。
書籍紹介:
『都市を変える水辺アクション』泉英明・嘉名光市・武田重昭編著(学芸出版社)
都市の中で放置されていた水辺を楽しめる空間に変えていく動きが各地で起こっている。水辺テラス、街なかクルージング、アートフェスなど、実践者自らの経験を交えながら国内外の事例を紹介。規制緩和やマネジメントの仕組みを知り、水辺再生のアイデアを探る本。官民連携で戦略的な展開を実現した水都大阪の全貌も初収録。
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2608-5.htm
【開催概要】
日時:2016年7月27日(木)トーク:18:30〜20:30、懇親会:20:30~
参加費用:1500円 *ドリンク付 (懇親会費用別途3000円)
定員:40名
会場:まちライブラリー@もりのみやキューズモール
主催:まちライブラリー、Go-Betweens
協力:学芸出版社
【お申し込み方法】
Google申し込みフォームから必要事項を記入の上、お申し込みください。
こちら
http://goo.gl/forms/
【本のテーマ】
水、まちづくり
もしくは
オススメの本
※当日は一冊本をご持参ください。(本がなくてもイベントに参加できます)
※持参いただいた本はまちライブラリーに寄贈いただきます。
なお、寄贈が難しい場合は遠慮なくお申し出ください。